|
|
沖田様、編集誠にありがとうございました。本日最新号を買わせていただきました。
昨年秋の、米国におけるリーマンブラザーズ破綻に端を発する世界同時大不況と、今年に入り感染が拡大した新型インフルエンザによる、全世界の経済と保健の危機的状況により、旅に暗い影が落ちていることは言うまでもありません。多くの方々が苦しみあえいでいる状況で、「旅をするとは何か。」という意味が問い直される社会環境になっていると思います。
国内旅行でも、近年は地球温暖化の被害が多いです。昨年私は、この掲示板で災害のない夏を願う書き込みをしましたが、それはうたかたの夢でした。お盆の頃から太平洋高気圧が衰退し、低温と豪雨が続きました。北海道からの帰りに、信越と北陸にも寄りたかったのですが、豪雨災害が予想されたため諦めて帰京するという、不本意な結果に終わりました。
今年は更に悪いことに、エルニーニョ現象の発生が予想されており、冷夏の可能性があります。太平洋高気圧の張り出しがおかしくなるため、今夏も豪雨が頻発し、テーパリングクラウドが暴れて記録的な豪雨災害が起きやしないかと憂慮しています。
今年号では乗り鉄が特集されていますが、乗り鉄にも、夜行快速列車の廃止などの逆風が強く、心が穏やかになれません。さらに、災害や事故が多く、鉄道の信頼が失墜しているのが現状です。高速道路の大幅割引で鉄道は今苦境に立っています。そうした中、昨今の「鉄道ブーム」は歓迎できる側面がある一方、利用者にはもう少し、夏の鉄道の危うさに気づいて欲しいと思います。一度豪雨がローカル線を直撃すれば、存廃に直結する可能性もあります。今夏も旅に出ますが、鉄道に過大な信用と期待は、残念ながらできそうにありません。
なお、学生時代から貴誌を参考に旅行させていただいていましたが、経済状況と境遇の関係で、長旅ができるのは今年で最後になる可能性が出てきました。十余年の歳月ですが、長きにわたり、ありがとうございました。貴誌に感謝します。同時に、今後も末永いご発展をお祈り申し上げます。
|
|