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ある日、エドワードは気分が悪かった。
蒸気が上手く作れず、ボイラーの調子がとても悪いのだ。
そんなエドワードをジェームスがバカにした。
「君はもう古すぎるんだ。 ガチャガチャと古鉄みたいな音を立ててさ。
そろそろ引退するべきじゃないか?」
これを聞いてエドワードはさらに気分が悪くなった。
トーマスとパーシーはジェームスに腹を立てた。
「ジェームス、君はずっと前に似たようなことを言ってたよね!?
あの時君はエドワードに助けられたんじゃないか!」
「そうだよ〜! ひどいよジェームス〜!」
「ヘン! そんな昔のことはどうでもいいさ」
ジェームスはそう言うと仕事に向かった。
エドワードものろのろと仕事を始めた。
操車場でエドワードは貨車の入れ替えをしていた。
そこへウィフがやってきた。
「どうしたんだいエドワード。 元気がないようだけど・・・」
「やぁウィフ。 僕は今日は調子が悪いんだ。 その上ジェームスに悪口を言われてね」
それを聞いたウィフはジェームスに文句を言いに行った。
ジェームスは駅のホームでお客を待っていた。
そこへ連絡列車を引いたネビルがやってきた。
「よぉネビル。 君はエドワードのことをどう思う?」
「どうって、彼は親切で役に立つ機関車だよ」
「それが今朝はすごく調子が悪いとか言ってるんだ。
どうせガタがきたんだ。 彼は引退すべきだと僕は思うね」
ネビルは何かを言おうとしたが、ジェームスはお客を乗せると走り去っていった。
そこへウィフがやってきた。
「やぁネビル。 ジェームスを見なかったかい?」
「ジェームスならたった今ここを出ていったよ。 エドワードの文句を言ってたんだ」
「君も聞いたのかい? 僕は彼に文句を言おうと思ってきたんだけど・・・」
その頃、ジェームスは上機嫌で走っていた。
新しく塗り替えてもらったばかりでもあるし、自分がやくにたっているという実感があったからだ。
「僕はいちばんかっこいい機関車なんだ! 僕はなんだってできるんだ!!」
その時、トラブルが起きた。
突然ジェームスのスピードが落ちてきたのだ。
「うわっ、どうしたんだ!?」
ジェームスは叫んだが、完全に停止してしまった。
機関士と助手が念入りに調べた。
しかし原因はわからなかった。
「どうも原因がわからん。 すぐに助けを呼ぼう」
少し経って、エドワードが助けにやってきた。
エドワードは客車の後ろにつき、ジェームスを押すことにした。
「ふん、古鉄のエドワードなんかに動かせるもんか!」
ジェームスが言ったが、エドワードはそれでも押し続けた。
そして、客車たちが動き出した。
エドワードから激しく蒸気が漏れる音が聞こえた。
それでも彼はがんばって押し続けた。
「がんばれエドワード!」
機関士が応援する。
「いいぞ! エドワード!」
お客も応援をした。
それを見ていたジェームスも知らずに叫んでいた。
「エドワード、がんばれ!」
皆の期待に答えるべく、エドワードはがんばり続けた。
やがて列車は終点の駅に着いた。
ジェームスがエドワードに謝った。
「嫌な態度をとってごめんなエドワード。 君の今日のがんばりはすごかったよ」
トップハム・ハット卿もエドワードをほめた。
「よくやったエドワード! 自分の具合が悪いことを承知でもやりきるとはな。 偉いぞ!
明日修理工場へ行って、蒸気の漏れを直してもらいなさい。 ジェームスもな」
ハット卿の言葉に、2台の機関車は喜んだ。
このおはなしの出演は
ジェームス トーマス ウィフ パーシー ネビル
そして、エドワード でした
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