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(曲:トーマスのテーマ)
(場面:古い鉱山)
トーマスの支線の近くに、かつて使われていた鉱山があった。
その鉱山はもう随分長い間使われていなかったが、トップハムハット卿はここを再開発することに決め、トーマスとトビーは一生懸命働いた。
(ピッピー/トーマスの汽笛)
(カンカン/トビーの汽笛)
そして、作業員をデイジーが乗せて、行ったり来たり大忙しだった。
(場面:エルスブリッジ駅の客車庫)
トーマスはトビーとデイジーに、よく鉱山の昔話をした。
トーマス「昔僕がここで働いてた頃は、コーヒーのポットみたいな形をした機関車と働いていたんだ。」
しかしトビーとデイジーは笑うだけで、トーマスの話を信じなかった。
デイジー「そんな機関車いるわけないじゃない。」
トビー「何かの間違いだよ。」
(場面:古い鉱山)
ある朝、トーマスはトラクターのテレンスを貨車に乗せて鉱山へ向かっていた。
新しく線路を敷くのには、彼とトレバーの協力が必要だった。
(曲終了)
線路を敷く前に、テレンスとトレバーは、転がっている屑鉄や岩をどかさなければならない。
トレバーが働いていると、何か怪しいものが地面に埋まっているのを見つけた。
それは機関車の煙突のように細長いものだった。
トレバー「こんなところに何かあるみたいだ。」
トレバーの運転手「テレンスに頼んで、ちょっと掘り出してもらおう。」
まもなくテレンスと作業員がやってきて、土を掘り出した。
すると、コーヒーポットのようなものが現れ、みんなはびっくりした。
どうやら、古い機関車のようだ。
作業員A「これはたまげた!古い機関車だ!」
その機関車は静かに眠っていたが、辺りが騒がしくなり、目を覚ました。
コーヒーポット「ふぁーあ、うるさいなあ。ずいぶんまぶしいと思ったら、やっと地上に出てこれたのか。」
作業員A「目を覚ましたみたいだ。」
作業員B「はやくトップハムハット卿に知らせなくちゃ。」
(曲:操車場のテーマ)
まもなくトップハムハット卿が到着した。
彼は古い機関車を見て驚いた。
ハット卿「おお、コーヒーポットじゃないか。随分久しぶりじゃないか。」
コーヒーポット「これはこれはハット卿、お久しぶりです。」
二人は古い知り合いのようだった。
ハット卿は彼をみんなに紹介した。
ハット卿「彼はコーヒーポットといって、昔この鉱山で働いていた機関車なんだ。だが鉱山が閉鎖されて、その間に故障してしまってな。長い間放置されていたんだが、ある日土砂崩れに遭ってな。とにかくこの姿じゃいかん。すぐにきれいにしよう。トレバー、彼をトーマスのところまで連れていってやってくれんか。きっと喜ぶよ。」
(曲終了)
トレバー「はい、わかりました。」
トレバーは荷台にコーヒーポットを載せて、トーマスのもとへと運んだ。
(曲:トーマスのテーマ)
トーマスはびっくりして汽笛を鳴らした。
(ピッピッピー!)
トーマス「コーヒーポットじゃないか。こんなところで何をしてるんだい?」
コーヒーポット「トーマス、君に会えて嬉しいよ。この牽引車達が僕を鉱山から掘り出してくれたんだ。」
トーマス「そうだったの?」
トレバー「トップハムハット卿が言ってたけど、コーヒーポットは一晩操車場で泊まって、明日修理してもらえるんだって。」
コーヒーポットは喜んだ。
(場面:支線の機関庫)
夕方、彼らは操車場に到着した。
トーマス「コーヒーポットを連れてきたよ。これで君達も僕が言っていたことが本当だってわかるだろ?」
コーヒーポットはトビー達に挨拶をした。
コーヒーポット「やあ、よろしく。」
(曲:エンディング)
彼らはただただ驚くしかなかった。
このお話の出演はトーマス、トレバー、テレンス、トビー、デイジー、そしてコーヒーポットでした。
エキストラ:
パーシー(ラストの機関庫のシーンで驚いた顔をしている。)
ジョージ(鉱山で作業の手伝いをしている)
原作設定で、昔トーマスやエドワードと働いていたコーヒーポットを復活させてみました。
絵本にも出てこなかったのですが、せっかく設定があるのでそれを生かしてみようと。
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