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うそつききかんしゃ

 投稿者:青い機関車  投稿日:2009年 8月 4日(火)01時44分56秒
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  (曲:オープニングの続き)
(場面:機関庫)
ゴードンとヘンリーとジェームスがダックについて話している。
(曲終了)
彼らは、ダックに悪口を言われたと思い込んでいるのだ。
ジェームス「全く、あいつはひどいよ。僕らの悪口を言うなんて。」
ヘンリー「あいつは前にも僕らを機関庫に入れてくれなかったんだ。」
ゴードン「その点ディーゼルは、礼儀正しくてお人好しだな。」
だが、彼らはそれがディーゼルの嘘であることは知らなかった。
ディーゼルは、ダックを追い払うために、貨車にゴードンたちの悪口を吹き込んだのだ。
(曲:ディーゼルのテーマ)
(場面:操車場〜ナップフォード駅)
次の日から、操車場の仕事はディーゼルが一人ですることになった。
だが彼は、仕事が下手だった。おまけに、他の機関車達に指図するのだ。
彼はジェームスに言った。
ディーゼル「そこの貨車をどかしてくれ。」
ジェームス「やだね、それは君の仕事じゃないか。そんなことより、僕の客車はまだかい。」
ディーゼル「俺は忙しいんだ、客車ぐらい自分で取ってこいよ。全く蒸気機関車と来たら実に頑固だ。」
ジェームスはむっとしながら貨車にぶつかり、客車を集めに行った。
(曲終了)
大きな機関車達はみんなディーゼルの仕事ぶりには不満だった。
そして、だんだんディーゼルを怪しい機関車だと思うようになった。
ヘンリーがゴードンに言った。
ヘンリー「あいつは僕にあれしろこれしろといろいろ指図するんだ。ダックの方がずっと良かったよ。」
ゴードン「俺は最近どうもディーゼルが怪しいと思うんだ。奴が貨車に嘘を吹き込んだに違いない。」

(場面:ハット卿のオフィス)
トップハムハット卿も、この間のことがどうも気になっていた。
ハット卿「わしはダックが悪口を言う機関車だとは思えん、それにディーゼルの仕事ぶりは酷いそうじゃないか。このことについては深く追究せにゃならんな。」

(場面:機関庫)
(ポッポー/ヘンリーの汽笛)
その夜遅く、ヘンリーが機関庫に戻ると、ディーゼルがいた。
彼は思い切ってディーゼルに聞いてみることにした。
ヘンリー「僕らの悪口を言ったのは、実は君なんだろう?」
ディーゼルは内心慌てたが、言い返した。
ディーゼル「そんなことがあるもんか。言ったのはダックだ。あいつは性格のねじまがった、醜い機関車さ。」
ヘンリー「ふん。君の方がよっぽどねじまがってるじゃないか。貨車も言ってたぜ。君から聞いたって。」
ディーゼルは寝たふりをしてその場をごまかした。

(場面:機関庫)
(曲:ディーゼルのテーマ)
次の朝、ヘンリーが起きる前に、ディーゼルはまた嘘をつくことにした。
今度はヘンリーを追い払おうと思ったのだ。
ディーゼル「ヘンリーったら全く、口が悪いんだ。トップハムハット卿の事を悪く言うんだぜ。僕は耳を疑ったよ。」
しかし、今度は誰も信用してくれなかった。
パーシー「また嘘か。全く呆れるね。」
ゴードン「恥ずかしいことだ。」
ジェームス「はしたないことだ。」
そこへ、ヘンリーが起きてきた。
ヘンリー「朝から騒がしいな、いったい何だ?」
トーマス「ディーゼルが、君がトップハムハット卿の悪口を言ったとか言うんだ。」
ヘンリー「そんな恥知らずなことをするもんか!ダックを追い払ったのはやっぱり君のせいだったんだな!」
騒がしくなってきたところで、トップハムハット卿がやってきた。
ハット卿「朝から騒がしいな。何を騒いでるんだ。」
トーマス「ディーゼルがまた嘘をついたんです。今度はヘンリーがあなたの悪口を言ったって。」
パーシー「ヘンリーがそんな事をするわけがないよ!」
ゴードン「嘘をついてダックを追い払ったのもこいつなんだ!」
(曲:ハット卿のテーマ)
ハット卿はディーゼルに言った。
ハット卿「お前を連れてきたのはわしの間違いだった。仕事は雑で列車は遅れるし、おまけに嘘をついてダックやヘンリーを傷つけた。もうお前はクビだ。送り返してやる!」
(曲終了)
ディーゼルは何も言わずに、ゴロゴロ言いながら去って行った。

(場面:ナップフォード駅)
(曲:修理のテーマ)
操車場はまた平和になった。だが、ダックはまだ帰ってきていなかった。
パーシー「久々に空気がおいしい気がするよ。」
ゴードン「油臭い奴がいなくなって、せいせいしたな。」
ヘンリー「でも僕達、ダックに悪い事をしたね。」
ヘンリーは心配した。
トーマス「ちゃんと謝れば、許してもらえるさ。」
トーマスがヘンリー達を励ました。
(曲終了)
そこへ、トップハムハット卿がやって来た。
ハット卿「大変だ、ダックが貨車に押されて床屋に突っ込んだんだ。トーマス、パーシー、今すぐ救助に行ってくれ。」
トーマス&パーシー「わかりました。」
(ピッピー/トーマスの汽笛)
(ピーピー/パーシーの汽笛)
(曲:エンディング)
二台の機関車は大急ぎでクレーン車を取りに行き、ダックのもとへ向かった。
このお話はまたこの次にしよう。

このお話の出演はトーマス、パーシー、ゴードン、ジェームス、ヘンリー、そしてディーゼルでした。

エキストラ:なし

「ディーゼルのわるだくみ」でダックが操車場を追い払われた後のディーゼルの様子を描いた作品です。
原作では「ヘンリーのことでまたうそをついた」となってるので、ヘンリーのことで嘘をついた設定にしました。
「とこやにいったダック」へと続く。
 
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