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ナレーション「ジェームスは大きな赤い機関車だ。 イギリスの、ソドー島のどこかで働いている。 6つの車輪にピカピカな煙突。 ボイラーも屋根も汽笛もドームもボディもみんなきれいでピカピカだ。 ジェームスはせっせと働き、旅に出る他の機関車のために移動する。 れ者が駅に帰ったときは、からの客車をどかすのも、彼の仕事だ。 ジェームスはいつも働き者だが、いたずらっ子なのでよく仲間をからかう。 でっかいスペンサーだって、おかまいなしだ。」
ジェームスの汽笛「ポオオオオオオオオ!」
ジェームス「起きろよ、怠け者! 僕みたいにちゃんと働け!」
ナレーション「ある日のこと、急行を引っ張ってきたスペンサーは、くたくたに疲れて待避線に戻ってきた。 ちょうど寝ようとしたとき、ジェームスがやってきた。」
ジェームスの汽笛「ポオオオオオオオ! ポオッポオッポオッポオッポオッポオオオオオオオオオオ!」
ジェームス「起きろよ、怠け者! 気分転換にはしって、僕を捕まえてごらん! ははははははははは!」
スペンサー「おのれージェームスのやつ、覚えてろ〜! いつかしかえししてやる!!!!!」
ナレーション「ある朝、なかなかジェームスの目が覚めない。 鎌の火が消えてしまったのだ。 お客と公爵たちが待っているのに客車の準備ができていない。 やっと、ジェームスが動き出した。」
ジェームス「うわああ、大変だ〜!」
ナレーション「ジェームスが駅に駆け込むと、スペンサーが待っていた。」
スペンサー「何やってるんだ、ジェームス! 早くしろ!!」
ジェームス「五月蝿いなぁ!」
スペンサー「このスペンサー様をなめんな! ようし、今だ!!」
ナレーション「客車が駅に着くと、スペンサーが自分の客車を連結した。」
スペンサー「早く乗ってくださ〜い!」
スペンサーの汽笛「ぽっぽおお〜!」
ナレーション「普段ジェームスは、後ろから客車を押して、スタートした。 もちろん連結は外される。 ところが今日は、スペンサーはあまりにスタートしたので、駅員が連結を外し損ねてしまった。」
スペンサー「さあ、どうだ?ジェームス!」
ナレーション「列車はどんどん速いスピードを上げていく。 速すぎてジェームスは着いていけない。」
ジェームス「とまれ! 止まれえぇ〜っ!」
スペンサー「まだまだ! 着いてきてもらうぞ! ははははははは〜!」
ジェームス「もうだめ、しゃりんがこわれちまーう!」
ナレーション「かわいそうなジェームス。 今まで速くはしったことのない速さで、走らされていた。」
スペンサー「どうだ! 参ったか、ジェームス!」
ジェームス「助けてくれえぇ〜!」
ナレーション「やっと、列車は駅に止まった。 ジェームスは連結を外された。 猛ぐったり疲れてしまった。」
ジェームス「あーあ。 スペンサーに仕返しされたぜ。 ばかにされるだろうなぁ。」
スペンサー「お洒落なジェームス君。 これでお前は懲りるだろう。」
ナレーション「ジェームスは、返事もするどころではなかった。」
ジェームス「日ぇえええ、喉が渇いてきた。 水だ水!」
ナレーション「今さらスペンサーとやり合ってもしょうがないや。 ジェームスはのろのろと、機関庫に、帰っていった。」
このお話の出演は、ジェームスと、スペンサーでした。
エキストラ出演;アーサー
ダック
ウィフ
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